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社長コラム VOL.4

2011.03.07

強い通販化粧品を作る秘訣 その2

前回は、強い通販化粧品を作るためには「ターゲットを明確に定める」ことから始めるというお話しました。今回は、ターゲット設定後の次に重要な"コンセプトキーワード"について説明します。   コンセプトキーワードは、 お客様との信頼の絆 社員:ターゲットを明確にした後は? ...

前回は、強い通販化粧品を作るためには「ターゲットを明確に定める」ことから始めるというお話しました。今回は、ターゲット設定後の次に重要な"コンセプトキーワード"について説明します。

 

  • コンセプトキーワードは、
  • お客様との信頼の絆

社員:ターゲットを明確にした後は?

社長:お客様へ向けてどのように商品を訴求していくのかを決めるのよ。ターゲットを設定することで、どのような媒体で、どのようなツールで商品訴求するかが見えてくるはず。そして、重要なのはその中身よ!

 

社員:その中身というとヴィジュアルやキャッチコピーですか?

社長:その前に、「コンセプトキーワード」を作ることが重要なのよ。

数多くの競合他社がせめぎ合う中で、どれだけ差別化させられるかが勝負なの。だから最初にターゲットを明確に設定して欲しいの。そうしなければ、ここまで至らない。キャッチコピーやヴィジュアルは、コンセプトの次に発生する作業なのよ。

 

社員:そうですね。

「コンセプトキーワード」は企業を体現する言葉でもあります。

社長:そう。ビジネスの成否を大きく左右すると言っても過言ではないと思う。大企業に成長した通販化粧品会社をご覧なさい。いずれも企業を代表する言葉になっている。FANCL「無添加」、ORBIS100%オイルカット」など。その言葉は、各社のビジネスの方向性を定め、想定客層を絞り、そしてビジネスのボリュームを拡大してきたの。

 

社員:短い言葉ですが各社とも個性がきちんと表現されています。

社長:そう、ここに一番注力するはずよ。コンセプトキーワードに事業スタートの思いが込められたものになっていないと、いずれ無理が生じて、単なるお題目か価値のないマークや文字だけになってしまう。いわばコンセプトキーワードは、「企業がお客様にする約束」だと私は思っているの。その言葉通りにお客様の期待を裏切らずに応えていくという「信頼の絆となるべき言葉=キーワード」になるべきなのよ。あいまいで漠然としたものでは、他社との差が出ない場合は「約束の域に達しない」ということになるわね。

 

社員:それはとても重要なステップですね。

社長:だから、最初に徹底的に議論して決めておくべきものなの。企業の第一印象を良くしておかないとね。そこで出会ったお客様に商品を買ってもらい、固定客になってもらうためには、分かりやすく自社の品質の良さやサービスの充実ぶりを誠実な言葉で表現していくのよ。次第に自分たちの考え方や企業理念などの"想い入れ"を伝えていく。商品を購入してくれる存在ではなく、お客様には企業の応援団になってもらうのよ!期待を裏切らずに続けていけば、応援団になったお客様は自然に優良顧客へと成長してくれるわ。最も大切なことは、商品やサービスを通じて「お客様との絆」が生まれること。コンセプトキーワードを考える時は、お客様との関係について将来設計を立てながら考えると生まれてくるかもしれないわね。

                             

                              つづく

 

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プロフィール

フォー・レディ代表取締役
鯉渕 登志子

日本大学芸術学部卒業後、 アパレル業界団体にてファッション経営情報誌の編集、カネボウファッション研究所を経て、1982年株式会社フォー・レディーを設立。これまで手がけた化粧品&ファション通販企業は40社余。一貫して「女性ターゲット」に徹して、「消費者としての目線を忘れない」「自分が使って納得するものを売る」というポリシーで、コンセプト作りから具体的なクリエイティブ作業まで行っている。日本通信販売協会など講演実績多数。

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