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社長コラム vol.7

2011.05.27

強い通販化粧品を作る秘訣その5

通販化粧品会社が成功するために最も必要なのが「販売促進の企画力」です。広告担当者に求められるのは"通販にふさわしく、新しい販促のアイデアをいつでも生み出せること"。今回は、日頃からアイデア開発の体質を強化するための訓練方法をご紹介いたします。   「売れる」販促アイ...

通販化粧品会社が成功するために最も必要なのが「販売促進の企画力」です。広告担当者に求められるのは"通販にふさわしく、新しい販促のアイデアをいつでも生み出せること"。今回は、日頃からアイデア開発の体質を強化するための訓練方法をご紹介いたします。

 

  • 「売れる」販促アイデアを
  • 生み出すために

 

社員:販促の企画力を高めるためにはどうしたら良いでしょうか?

社長:実際に私が行っているアイデアの開発方法を教えるわ。

1つは発散思考タイプの「自由発想法」、もう1つは集中思考タイプの「強制発想法」よ。

 

社員:「自由発想法」とはどのような方法ですか?

社長:「自由発想法」の代表的な手法に"ブレインストーミング"が挙げられるわ」広告業界ではよく行われる手法で、販促に関わるスタッフ全員が集まり、自由な発想でアイデアを出し合い、お互いの発想の違いを利用して新たなアイデアを生み出す集団思考法よ。

 

社員:思いつくままに発想すればいいのでしょうか?

社長:効率的な"ブレインストーミング"を行うためには、いくつかルールを決めておいた方が良いわね。私がブレインストーミングを行う際は下記のルールを設けているわ。

 

  全員対等である(役職は無視)

  ノートをとらない(話に集中する)

  短期集中で頭脳をフル回転させる

  フリーディスカッション禁止

  建設的に考える(否定的な意見は禁止)

 

社員:話し合いはどういった手順で進めるのですか?

社長:会議には、アイデアを出す参加者のほかに司会進行役のコントローラーがいるとスムーズに進むわ。司会者が問題やテーマを提起した後、参加者が決められた時間内に思いつくアイデアをどんどん紙に書き出すの。そして司会者の指示に従い、1人ずつ自分の意見を発表するのだけど、この時、発表された意見に対する批判は一切禁止すること。もし気にいらないアイデアに意見を言うなら、批判ではなく対案をだすことが必要ね。そうすることで、アイデアの幅が広がり、より有意義な"ブレインストーミング"になるわ。

 

 

社員:そのほかに"ブレインストーミング"を行う上で気をつけている点はありますか?

社長:私が社内で行う時は、より自由で発想力豊かなアイデアを出すために、普段と会議とは違ってくだけた雰囲気づくりを大切にしているわ。私が社内で行う時は、より自由で発想力豊かなアイデアを出すために、普段の会議とは違ってくだけた雰囲気づくりを大切にしているわ。そうすることで一人ひとりが発言しやすい場になることと、販促に対する意識を参加者全員で共有できるから、その後の計画実行も円滑に進められるの。

 

 

社員:つまり、社長がいつも社内でスタッフを集めてやっている方法ですよね。

社長:そうそう、いつもやっているように気軽にやって欲しいのよ!

 

社員:では、もう1つの「強制発想法」について教えてください。

社長:これはその名の通り、強制的にアイデア発想を促す手法よ。たとえば、通販化粧品の事業規模を拡大するためには「注文客数の拡大」と「顧客の購入単価アップ」という2つの命題をクリアしなければいけないのだけど、2つのテーマを同時に考えるのは難しいわね。そこで、まずテーマを「注文客数の拡大」に絞って、注文客数を増やすために考えうるありとあらゆるアイデアを出すの。この時、現実的な条件や制約、整合性はいっさい無視すること。とにかく数多くのアイデアを出すことがポイントよ。同様に「顧客の購入単価アップ」についても、とにかくアイデアを書き出してみる。そして日時やアイデア数にノルマを設けて「強制的」にアイデアを出すように自分を追い込んでいくの。下の図のように、条件を1つに絞り、シンプルで分かりやすい目標を設定して、短期間内にアイデアを数多く出す発想訓練のことよ。

 

仕組み.JPG

 

社員:2つの発想法で販促アイデアを出した後は、どのように実行していくのですか?

社長:アイデアを出した時点では、現実的なものから夢のようなものまで玉石混合のアイデアがリストアップされているから、この2つのリストを掛け合わせて「直近でできること」「3年後にできること」という具合に現実的な計画に落としこんでいく作業を行うの。最初は非現実的な夢のように思われたアイデアも、ここで精査することで現実味を帯びたものへとなっていくのよ。                              

                              つづく                             

 

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プロフィール

フォー・レディ代表取締役
鯉渕 登志子

日本大学芸術学部卒業後、 アパレル業界団体にてファッション経営情報誌の編集、カネボウファッション研究所を経て、1982年株式会社フォー・レディーを設立。これまで手がけた化粧品&ファション通販企業は40社余。一貫して「女性ターゲット」に徹して、「消費者としての目線を忘れない」「自分が使って納得するものを売る」というポリシーで、コンセプト作りから具体的なクリエイティブ作業まで行っている。日本通信販売協会など講演実績多数。

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