先日、ある美容家のエッセイを読んでいたら、
「おへその形でキレイはばれる」という一文が目に留まりました。
中医学の基礎となる五臓六腑の考え方によると、
すべての臓器が正常に機能している人のおへそは、
上下に軽く引っぱられるように縦長になるのだそうです。
逆に、おへそが埋もれ、横に引っ張られるようになっているなど
形がゆがんでいるようなら要注意。
肝臓や脾臓、腎臓など内臓の機能が低下している可能性もあるようです。
いざ自分のおへそを観察してみると、キレイな縦型とは程遠く、
横にだらしなく広がっていることに気がつきました。
特に、うっかり暴飲暴食をしてしまった日の翌朝は、
残念なくらいひどい形をしています。
普段の仕事で、「内外美容を始めましょう」と勧めている自分が
これではいけないと反省しました。
とにかく、健康の面からも美容の面からも、
おへその形を気にかけることは大切なことのようです。
また、よく言われることですが、
年齢を重ねると、外側からのケアだけで美肌を作ることはできません。
バランスの取れた食事をとることはもちろん、
サプリメントなどで美容成分を補うなど
体の内側からアプローチすることがとても重要です。
このあいだ取材でお会いした40代前半の女性は、
内外美容に関心があり、さまざまな商品を試していると話していました。
その方はとてもおきれいだったのですが、
いつまでも元気に若々しく、美しくありたいと願う女性にとって、
体の内からも補うことは、もはや常識なのだと感じました。
私もエイジングケアを意識する年齢になりましたが、
まずはおへその形がキレイな縦型に近づくよう
体の中からキレイを目指していきたいと思います。
(M・O)