コラム
社員コラム2020.1.31(投稿日)
自分にできること

 

昨年の秋頃から自分の身の周りの物を整理しようと「断捨離」をしました。
靴にバッグ、洋服、本などかなりの量になり、「もったいないな~」と
思いながらも、フリマアプリで売り買いをするのは面倒だし、
古いものだと、リサイクルショップでは受付けてくれない、
そして人にあげられるような新品でもない・・・。と
色々考えたものの結局は全て処分してしまいました。

これからはなるべく無駄をつくらないためにも、必要なものだけを
買おうと心に決めながら、捨てるのではなく必要な人に届ける方法は
どんなものがあるのかな~と思い、少し調べてみました。

不要になった衣類などの寄付を受付けてくれる自治体もあるようですが、
ルールが細かく気軽に持って行くというのが難しいところもありました。

そこでネットニュースで見つけたのが、古着を送ると子どもたちに
ワクチンが届けられるというもの。
詳しく見てみると、着られなくなった衣類やバッグなどは再利用され、
古着を送る際の専用キッドの購入代金がワクチンになるというサービス。

不要なものを再利用に回しながら、社会貢献もできることもあり利用者が増えているようです。
自分には不要なものでも、必要なところや人に循環させることが必須になりつつある今、この団体がジャパンSDGsアワードの特別賞を受賞していることにも納得です。

環境問題や貧困・飢餓、教育などの問題についてのサステナビリティな取り組みとして、昨年くらいから「SDGs」(持続可能な開発目標)の目標を掲げる企業が増え、ニュースでもよく耳にします。

日本でも美容業界に関わらず、大手企業が取り組みをスタートさせているようで、私も化粧品を購入しようと公式通販サイトへいくと、商品だけではなくこの企業はどんな取り組みをしているのだろうと見るようになりました。

これまでは、「キレイな肌になれるもの!」という条件で商品を選んでいた人も、
商品を売っている企業がどんな社会貢献をしているのか、
サステナビリティな取り組みをしているのかも選ぶ条件として
既に条件が追加されつつあるのではないかと感じました。

さらには、そういった活動をしている企業は自然とファンができ、
その企業の商品を買いたいという購買意欲にも繋がるのだと思います。

これからも、私のキレイになりたいという気持ちは年々大きくなると同時に、
自分が暮らす環境も「キレイ」が続くように自分もできることは行動する!と決めました。

(M・T)

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