コラム
美のプロを頼る本当の理由2010.12.3(投稿日)

食事を制限し、サプリを摂取、そして運動。

こんなダイエット一色に染まった、

きつーい毎日を送る女性は少なくないはず…、そして私もその一人。

何度も口にした、あの言葉を胸に秘め、

密かにエステサロンに通うことに。「今度こそ、今度こそ本気!!」

 

緊張のエステ1回目。

店に着くなり、着替え、全身写真撮影、サイズ測定、

そして、機械を使っての施術、全身パック…。

全ての工程を終えた頃には、もう心も体もぐったり。

メイクってエステ前に落とさないの?おぅっと、この紙パンツ恥ずかしい。

写真を撮るのは何のため?この海藻臭いパックの効果は?

なんて、たくさんの疑問や不安がわいても、

工程毎に変わるエステティシャンを引き止めるわけにもいかず、

すっきりしないまま。

そんな流れ作業的なひどい対応に、なんだかさらにぐったり。

 

そもそも私はエステサロンに何を期待していたのか。

エステティシャンに何を求めていたのか。

エステでゆっくり癒され、確実に痩せる。

そんな甘い期待を抱いていたわけではない。

むしろ、はなからそんなことはそれほど求めていなかった。

エステサロンに通っても、結局自分の頑張り次第なのも良くわかっている。

TVやチラシに出ているようないわゆる成功者は、

合計300~400万円程かけている噂があるのも知っている。

 

結局のところ、私はただ一緒に頑張ってもらいたかっただけなのだ。

共に苦労を乗り越えながらゴールを目指して欲しい、

そんなことを当然のように求めていただけに、

流れ作業的な対応に涙が出そうになった。

ゴールを目指し本気で走る私に、

水分補給の水を差し出す他人として関わるのではなく、

同じ目的地まで一緒に隣で走ってもらいたかった、出来ればコーチのように。

 

女性達が、「自分磨き!」「自分リニューアル!」と自身を鼓舞し、

重い腰をあげてエステサロンや化粧品店を訪ねる本当の理由は、

技術的な効果を求めているというよりも、

「一人では戦えないから、一緒に戦って欲しい。

頼もしいプロたちに!」そんな感じなのかもと思う。

このほろ苦体験からわかったこと。

「お客様は一緒に苦労を乗り越えながら、頑張ってくれる頼もしいプロを求めています。」これは、業界業種問わず言えると思う。

ぜひ、お客様と同じ目的に向かい、

共に勝利を目指す、そんな心の通った接客サービスをお願いいたします!!

 (M.O.)

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