このところ頻繁にネイルを楽しんでいる女性を見かける。
そんな私もつい先日までネイルサロン通いをしていた。
そもそも何故女性がネイルをするのか、
というと「異性の目線」を少なからず意識しているに違いない。
それはそうだ。女性でいる限りは男性から綺麗だと思われたい。
最近では芸能界から毎年ネイルクイーンを選出したり、
ネイルエキスポなるものが開催されたり、
雑誌でネイル特集が組まれたりと
世の中にだんだんネイルが定着してきたなぁと勝手に思っていた。
が、しかしあるインターネットの調査結果をみてがく然とした。
まずネイルサロンを利用している女性はなんと7%。
さらに月1回以上通う人の割合は全体の2.5%しかいない。
私はそこに当てはまる相当ニッチなネイルラバーであったということがわかった。
だが本当にショックだった結果はここからだ。
男性の約80%は女の爪なんぞ見ていないと言うのだ。
さらに私が好きなラインストーンを使ったネイルアートに至っては
60%が嫌いだと言っている。
逆に何も塗っていない爪が良いのだそうだ。
…なんということだ。
私は凝ったネイルアートにお金をつぎ込んで
わざわざ嫌われていたのだ…。
今まで指先にも気を使ってしっかりケアをしている、
ということに満足していた。
しかし実際男性は女性の小さな努力や変化には気がついていない。
皆さんも男性の鈍感さを痛感したことが
少なからず一度はあるのではないだろうか。
女性の美に対する追求の大半は自己満足なのか?
私はこの切ない事実を知った上でも、
美への努力を怠らなければ外面も内面も磨かれると信じ、
今でもネイルケアをしている。
ネイルサロンではなく自宅に場所を移して…。
(S.K)