コラム
切ない女の自己満足2010.12.3(投稿日)

このところ頻繁にネイルを楽しんでいる女性を見かける。

そんな私もつい先日までネイルサロン通いをしていた。

 

 

そもそも何故女性がネイルをするのか、

というと「異性の目線」を少なからず意識しているに違いない。

それはそうだ。女性でいる限りは男性から綺麗だと思われたい。

 

最近では芸能界から毎年ネイルクイーンを選出したり、

ネイルエキスポなるものが開催されたり、

雑誌でネイル特集が組まれたりと

世の中にだんだんネイルが定着してきたなぁと勝手に思っていた。

 

 

が、しかしあるインターネットの調査結果をみてがく然とした。

まずネイルサロンを利用している女性はなんと7%。

さらに月1回以上通う人の割合は全体の2.5%しかいない。

私はそこに当てはまる相当ニッチなネイルラバーであったということがわかった。

 

 

だが本当にショックだった結果はここからだ。

男性の約80%は女の爪なんぞ見ていないと言うのだ。

さらに私が好きなラインストーンを使ったネイルアートに至っては

60%が嫌いだと言っている。

逆に何も塗っていない爪が良いのだそうだ。

…なんということだ。

私は凝ったネイルアートにお金をつぎ込んで

わざわざ嫌われていたのだ…。

 

 

 

今まで指先にも気を使ってしっかりケアをしている、

ということに満足していた。

しかし実際男性は女性の小さな努力や変化には気がついていない。

皆さんも男性の鈍感さを痛感したことが

少なからず一度はあるのではないだろうか。

女性の美に対する追求の大半は自己満足なのか?

私はこの切ない事実を知った上でも、

美への努力を怠らなければ外面も内面も磨かれると信じ、

今でもネイルケアをしている。

ネイルサロンではなく自宅に場所を移して…。 

S.K

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