ここ数ヵ月はぱたりと止まってしまいましたが、
年間100日はライブハウスへ足を運ぶほどの音楽好きです。
といっても、日常生活で音楽を聴くことはほとんどなく、もっぱらライブ専門。
何事も生ものには特別な魅力がありますよね。
音楽が好きというよりはライブが好き、なのかもしれません。
ライブハウスに行くと、入口で必ずといっていいほどもらうのが、た~っくさんのフライヤー。
毎回どっさりもらうので、大体はさーっと見て終わり。
好きなアーティストやよっぽどの引っかかりがないと、手を止めることはありません。
これは周りを見ても同様で、むしろざっとでも目を通す私はいい人なんじゃないかと思うほど(笑)、ほとんどの人がパラ~っと見て、「はいお終い!」なんですよね。
でも、これってもったいないなーと最近よく思います(職業病?)。
せっかく時間とお金をかけて作ったのに、目も止められないなんて、、、。
フライヤーですら見過ごされがちなのだから、アンケートのハードルの高さといったら、それはもう、、、。
最近復活した某デュオのライブでは、アンケートの回収率が限りなく100%に近いなんていう稀な例もありますが、ほとんどのアンケートはそのままゴミ箱行きなのではないかと思われます。
だけど、中にはすごく工夫をしているアーティストもいて、
◆身近な話題や具体的な問いかけで考えなくても記入しやすい内容にしてある
◆イラストなどを使いながら目に触れやすい、興味を持ってもらえるデザインにしている
◆ライブ終わりにボールペンとともに直接手渡しして迫る(笑)
◆アンケートを書いてくれた人にステッカープレゼント
などなど。
こういう工夫をしているアーティストは大概ライブも良いんですよね。
伝えたいという必死な思いがある人は、必死に伝えるものだなぁとつくづく感じます。
私たちの仕事も「伝える」「伝わる」ことが大切なキーワード。
伝えたいことをしっかり伝えるためには、一方通行や片道発信では絶対にダメなんだということを、改めて意識する今日この頃です。
(M・G)