こんにちは。
美容通販ビジネスに特化した企画制作会社フォー・レディーの鈴木です。
近頃、とても涙もろくなって困っています。
きっとコロナ禍の不安やストレスから神経が過敏になっていて、
心を打つものに感情移入しやすくなっているのだと思います。
皆さんは、そんなことはありませんか?
今回は、そんなウィズコロナ時代に大切にしたいコミュニケーションのあり方についてお話したいと思います。
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INDEX
■ コミュニケーションのあり方を見直しましょう
■ 親しみのあるハートフルなコミュニケーション
■ 信頼感を呼ぶエモーショナルなコミュニケーション
■ キーワードは“ハートフル”&“エモーショナル”
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■コミュニケーションのあり方を見直しましょう
通販企業は各社、メルマガや会報誌・SNSなどを駆使し、
お客様との関係性を強固にしていますが、
ウィズコロナは、私たちの生活の価値観に様々な変化を起こしています。
コミュニケーションのあり方もそのひとつ。
パンデミックによるストレスと過度なデジタルシフトで、
疲れ切ってしまった人々は、心に響き、
感情を揺さぶるようなコミュニケーションに
価値を感じるようになっているようです。
今こそ、コミュニケーションのあり方を見直すべきではないでしょうか。
情報発信がルーチンワークになっていませんか?
無機質なツールを作っていませんか?
コミュニケーションが淡泊になっていませんか?
ふれあいが少ない時代だからこそ、人の琴線に触れ、
作り手の気配や企業柄を感じるような、
そんなアプローチが大切だと思います。
■ 親しみのあるハートフルなコミュニケーション
私が個人的に定期購入している通販A社の会報誌は、
商品に関する情報が一切掲載されていません。
社員が提供する美容や健康、旅行や料理など、
雑誌さながらの充実した内容です。
コンセプトは「お客様に喜んでいただける情報を届けること」だとか。
「お客様に商品を届けるだけでは、そっけなさすぎる」とまで言っています。
メルマガやその他の施策にもこの姿勢は貫かれています。
そんな人肌感があるコミュニケーションが楽しみで、
私は定期購入を続けているのですが、
実際、A社の定期継続率は90%以上を記録しているそうです。
■ 信頼感を呼ぶエモーショナルなコミュニケーション
女性向けのサプリメントを販売するB社は、
女性の想いをリサーチする研究機関を発足しました。
ここでは、素敵に生きたいと願う女性が持つ想いを調査分析し、
そこから導き出した“明日の素敵”に役立つ情報を発信しています。
商品開発のためだけでなく、世の中に女性が必要としているものをシェアし、
多くの女性の満足を創造するために、
積極的にリサーチとデータの発表に取り組んでいるのだそうです。
そんな企業柄が支持され、お客様のレビューには
「この会社のコンセプトにも魅力を感じています」という声が
寄せられています。
また、女性に役立つ本物の商品を作る企業として
メディアにもしばしば取り上げられています。
■ キーワードはハートフル&エモーショナル
オンラインもオフラインも課題は同じです。
お客様に有益で、心底楽しんでいただけるような、心に残るコミュニケーションがあれば、ブランドの深い理解につながり、信頼感を生むはずです。その信頼は、必ずブランドへの熱狂や強い愛着を醸成します。
お客様にとって忘れられないブランドになるために、
ハートフルでエモーショナルなコミュニケーション。
それが最も必要とされている時代ではないでしょうか。