いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
新型コロナウイルスの収束がいまだ見えない中、
クライアント様からは「新規獲得がますます難しくなっている。
その分、既存顧客をもっと優良化させたい」との
ご相談をいただくことが増えています。
そこで今回は、こんな時だからこそ大切にしたい、
既存のお客様との「繋がり」を深めるアイデアについてお話しします。
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INDEX
【1】お客様の「気持ち」に寄り添っていますか?
【2】コロナ禍にこそ届けたい、心に響くコミュニケーション
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【1】お客様の「気持ち」に寄り添っていますか?
お客様との「繋がり」を深めるには、相手をよく知ることが大切です。
以前、シニア向け通販化粧品会社A社で行った
グループインタビューに参加された「休眠」カテゴリーのお客様。
最終購入から一年以上経過し、現在はDM送付もしていませんが
A社にはいまだ強い関心を持っておられ、
「会社見学に行きたい!」とお話しされていました。
化粧品の場合、健康食品とは異なりその時の気分によって
他ブランドにスイッチすることも多いもの。
肌トラブルが起きたり、嫌なことがあったのでない限り
お客様自身は「休眠」している感覚はなく、
なにかのきっかけで再購入してくださる可能性もあるのです。
このようなお客様を数字のデータのみで「休眠客」と判断してしまうと
その後のアプローチが不足して、本当の休眠客となってしまいます。
一定期間ご購入のないお客様にもご機嫌伺いのアプローチをしたり、
時には直接お話を伺うことで、
お客様の気持ちに寄り添うコミュニケーションが可能となります。
【2】コロナ禍にこそ届けたい、心に響くコミュニケーション
昨年2~3月のコロナ感染急拡大直後はお客様に対して
どのようなコミュニケーションを図るか、
悩まれた会社様も多いのではないでしょうか。
女性社長がブランドの顔として人気を集めている通販化粧品会社B社では、
昨年3月、お客様の安全を気遣う内容のDMをいち早く配布。
社長みずから「大丈夫ですか?心配しています」とお客様に語りかけました。
また、大手通販化粧品会社C社では緊急事態宣言発令中の昨年5月に
全顧客へDMを配布。「マスクによる肌荒れ対策」や「マスクにつきにくいメイク」、
「消毒による手荒れ予防法」、「心身のリラックス法」などを紹介。
キャンペーンや商品のことはほとんど掲載せず、お客様に役立つ情報に
特化した内容が印象的でした。
コロナ禍により消費者の価値観は大きく変化。商品の情報だけでなく、
ブランド・企業としてのあり方にも注目が注がれています。
常にお客様の気持ちに寄り添い、美容や健康に役立つ情報をお届けする。
そんな姿勢が、お客様との繋がりをより深めるのではないでしょうか。
フォー・レディーでは、お客様のリアルな本音を知るための
グループインタビューを実施しています。
また、顧客属性に合わせた効果的なDMや
興味を持っていただけるコンテンツ制作も手がけております。
ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。