前回は、なぜ今「紙の会報誌」が有効なのかをお伝えしました。
今回はもう少し具体的に、
お客さまに喜んでいただける会報誌をつくるための、
コンテンツづくりのポイントを3つほどご紹介します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
INDEX
【1】製品情報と使い方は「くどい!」くらいがベスト
【2】同じ情報も、切り口を変えて新鮮に
【3】お客さまのニーズに合ったサブ企画でファン化を促進―――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】製品情報と使い方は「くどい!」くらいがベスト
商品の特長も使い方も、あちこちで十分説明しているのに
会報誌で何度もくどくど説明する必要があるのかと、
疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際にお客さまにお話をお伺いすると、
使い方が正しいかどうか不安に思われていたり、
間違った方法で使い続けていらっしゃる方がとても多いのです。
つい先日も、10年以上ご愛用いただいているにもかかわらず、
ずっと使い方を間違えていたというお客さまがいらっしゃいました。
二層タイプのオイルを振らずに使われていたので、
その化粧品本来の効果が発揮できていなかったことは
言うまでもありません。
企業側は十分伝えたつもりでも、お客さまに届いていなかったのです。
このようなことのないように、
大事な情報はずっと伝え続けていく必要があるのです。
【2】同じ情報も、切り口を変えて新鮮に
「大事な情報は繰り返し」と言いましたが、
毎回毎回同じような見せ方では
お客さまに「また同じか…」と思われてしまい、
中身を読んでいただけません。
そうさせないためには、切り口を変えて
常に「記事の鮮度」を保つ工夫が必要です。
例えば、あるクリームの基本的な使い方を解説するとします。
A:開発者が語る!クリームの正しい使い方(開発者インタビュー)
B:どれが正解?クリームの使い方Q&A(お客さまQ&A)
C:お客さまが体験!クリーム使いのコツ(体験会)
D:うそ…私のクリーム使い、間違ってる!?(マンガ)
このように、同じことを伝えるにも、
切り口を変えて違った見せ方をすることで、
飽きることなく何度でも、
お客さまに楽しく読んでいただけるようになります。
【3】お客さまのニーズに合ったサブ企画でファン化を促進
商品のことばかりではなく、
料理やファッション、生活情報など、
お客さまのニーズに合ったサブ企画を盛り込むことも、
ファン化の促進につながります。
ただし、お客様層やブランドのコンセプトに
ピッタリとマッチした企画でないと
逆効果になることもありますので注意が必要です。
例えば、時短をセールスポイントにしている化粧品なら、
毎日の料理が楽になる時短作り置きレシピ集、
シニア向け化粧品のお客さまには気軽にできる健康体操など、
「連載が面白いから毎号楽しみ」と思っていただけたら大成功です。
会報誌の開封率アップ、そして売上アップにつながっていきます。
今回は、お客さまに喜んでいただける会報誌づくりのポイントを
3つほどご紹介させていただきました。
フォー・レディーでは、様々な企業様の会報誌づくりを
お手伝いしております。
お客さまのニーズに合わせた
きめ細かな企画・制作を手がけておりますので
ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。