コラム
社員コラム2021.11.26(投稿日)
そのブランディング、お客様とのギャップはありませんか?

こんにちは。
美容通販ビジネスに特化した企画制作会社フォー・レディーの山本です。

暦の上ではもう冬。私は寒くなると、バニラアイスを薄皮餅で包んだ、あのロングセラーアイスが食べたくなります。こたつに足を入れて餅を伸ばしながら冷たいバニラアイスを味わう!! 至福の瞬間です。同じように感じたことがある方、きっと少なくないのではないでしょうか。

そのアイスにはもう一つ、お気に入りポイントがあります。フタ裏にマスコットキャラクターからの「食べる時間を癒しの時間にしてほしい」というメッセージが書かれているのです。癒しの時間を提供するスイーツ、というブランディングを感じる内容でした。疲れているときやほっこりしたいとき、私はそのアイスが頭に浮かぶのです。

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INDEX
■ ブランディングはコンセプトの一貫性があってこそ
■ お客様にブランディングが「伝わる」コミュニケーションツール。
それは…
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■ ブランディングはコンセプトの一貫性があってこそ

消費者のニーズをつかんだブランディングをしているのに、
それがクリエイティブにまで落とし込めていないと感じることがあります。
例えば、サステナビリティによる循環型社会を企業理念に掲げるA社。
A社は社会課題解決につながる独自成分を配合した化粧品の開発、エコ対策などSDGsにも尽力している素晴らしい企業です。ブランドの理念に共感し、
お試しセットを取り寄せました。

商品力があり、購入後のコミュニケーションのタイミングもしっかり設計されています。ただ気になったのが、お試しセットの同梱物とその後に届くフォローDMに登場するモデルの年齢に明らかな差があること。DMの表紙を開けた瞬間、「これは私の年代が使う化粧品ではなかった?」と感じてしまいました。
さらに、使い方などをデジタルに誘導しているかと思えば、定期の解約にインターネットの受け皿がないなど、お客様視点で見たときに“不親切”だと感じてしまうようなギャップも見られました。

A社に対して私が持っていた良いイメージに対して、ツールから受け取った残念な印象。商品に対してプラスの感情が薄まったというのが正直なところです。

 

■ お客様にブランディングが「伝わる」コミュニケーションツール。
それは…

一方、ビタミンCによる40代からの美白化粧品をメインに展開するB社。
同梱ツールの内容と連動したステップメールやキャンペーンメールのほかに、3~4日に一度は主に商品や成分の啓蒙を目的としたメールを配信しています。
それらすべてに登場する女性像やお客様のお声、訴求内容が統一されており、
世界観のブレを一切感じさせません。「ビタミンCで美白するならこの化粧品」「この化粧品を使えば、肌も生活もこんな風になれそう」と感じるお客様心理を的確にとらえた構成になっています。

企業が発信するメッセージをどう受け取るかは、お客様次第です。
今、行っている施策をお客様がどう感じているか、お客様に美容以外の何を提供するブランドなのか。ツールの中に「何を目的に、どんなメッセージをどう盛り込むか」の軸をもって設計することは、ファン育成をする上で絶対に欠かせません。

弊社では、グループインタビューやミステリーショップを実施・分析し、お客様の心理にフィットしたCRM設計をご提案しております。お客様の生の声やお客様視点で見た率直な改善点を踏まえ、貴社のためだけの設計を組み立て、
一人ひとりのお客様とお手紙のやり取りをするような、心温まるメッセージ発信を計画します。コミュニケーションツールについてのお悩みをお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております!

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